子どもへの支援

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安全に、健全に、健やかな成長を願って。

子どもたちは未来の社会を築き、発展させていく存在です。
だからこそ一人ひとりの子どもが健康でこころ豊かに育ち、
希望に満ちた未来へ羽ばたくことができる、

そんな環境づくりをめざすことが大切だと考えています。
複雑化する現代社会にあって、さまざまな困難に直面している
子どもたちを支え、未来の可能性をいまよりもっと広げたい。

そのために必要とされていることは何なのか。
それを考え、発見し、そして、それらの問題に対して取り組む活動を支援していきます。

2016年度 助成プロジェクトのご紹介

子どもたちの放課後を通じて健康でこころ豊かな育成を支援する活動

2016年度学童保育施設等への大学生ボランティア派遣プロジェクト

特定非営利活動法人 鎌倉てらこや

夏休みに開催された妙本寺での合宿
地域の伝統文化や自然環境、人材を活かして家庭・学校・地域をつなぐ“学び”と“遊び”の交流の場を創り出し、日本の将来を担う子どもと若者を育成する環境の整備に取り組んでいます。健全な子どもたちの育成のために子どもたちや保護者と日常的な関わりを持つ活動の必要性を確認し、2010年より学童保育施設に鎌倉てらこやの活動に参加する大学生ボランティアを派遣するプロジェクトをスタート。2015年は、大学生のボランティア派遣先の学童保育施設数の増加に努めた一方で、放課後学級など、学童保育以外の地域の子ども支援の実情に合わせた活動へもボランティアを派遣するなど、もともとの枠組みにとらわれず、子どもたちの放課後をサポートする活動を拡大しました。また、学童保育施設に通う子どもたちを対象とした、夏休みのお寺合宿も開催しました。
プロジェクト2年目となる2016年は、期初より、学童保育以外の活動も視野に入れ、支援先を拡大することで、参加する大学生ボランティアを増やすとともに、JJプロボノのサポートを経て、セルフファンディングの仕組みづくりを進めます。

こどもの性的搾取問題を共有し、支援を拡大するために

日本国内における人身取引被害者支援プロジェクト

特定非営利活動法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス

子どもを性的搾取から守るための
セミナー風景
近年、スマートフォンの普及、日本の子どもの性的搾取の加害者に対しての処罰が軽微であること、子どもの性を商品化する犯罪が容認される風潮があることなどを背景に、日本国内において主として性的搾取による人身取引に巻き込まれる日本人被害児童が顕著に増えています。一方で現状の把握や具体的な対策、介入・支援の方法が確立されておらず、しかるべき支援の在り方を多くの関係者が知ることが急務となっています。本プロジェクトでは、子どもに関わる仕事に従事する大人100〜120名を対象に、子どもを性的搾取から守るためのセミナーを開催し、商業的な性的搾取の実態の共有、被害の予防、緊急介入などの方法、そして被害に遭った被害児童にどのように寄り添い、支援していくべきかを伝えていきます。さらに、このような問題に取り組む人々同士のつながりを日本国内に広げ、課題の可視化、解決への道筋を立てることを目指します。

貧困状態の子どもに教育機会を提供する目的で教員支援ツールの開発を促進

教員支援ルーブリック開発プロジェクト

認定NPO法人 Teach For Japan

教員支援ルーブリック研修風景
日本では6人に1人の子どもが貧困状態にあり、この貧困が生み出す教育格差が社会経済格差につながる“貧困の連鎖”をもたらしています。本来、公的教育がそのサポートを担う立場であるものの、教員の養成やサポートの仕組みがないなど対応できていないのが現状です。そこで、貧困など厳しい環境にある子どもと向き合うために教員の能力を効果的に定義・体系化し、客観的・一貫性のある評価基準と教員の資質能力向上のフレームワーク「教員支援ルーブリック」の開発を促進。これを活用し教員/指導/教室/教育の質を向上させることで、子どもたちの学力や学習意欲を高めていきます。開発期間は3年を想定し、開発されたルーブリックは必要とする全国の教育現場へ提供していく予定です。
2015年は支援1年目として、ルーブリック作成における知見の蓄積、質の向上のために、先進的な教員養成プログラムを受講し、開発したプロトタイプに、国内の困難校で勤務する教員の授業記録映像や付随する指導案を蓄積し、ルーブリックの精度を上げる活動を実施。(10月末時点で、約30校)。2016年は、開発したプロトタイプの精度を上げる活動を継続的に行い、2017年以降の展開へとつなげていきます。
※厚生労働省「平成25年国民生活基礎調査の概況」による

視覚障がい児童が社会的活動経験を積み、生きがいを持って生きるために

視覚障がい児童のスポーツの効果測定事業

特定非営利活動法人 日本ブラインドサッカー協会

視覚障がい児童に社会的活動経験を
視覚障がい児童は健常児に比べ、運動機会を得づらく、運動、スポーツそのものを習慣的に行うことが少ないため、健常児の約6割の運動能力と言われています。また、近年の視覚支援特別学校は生徒数が非常に少なく、多くの視覚障がい児童は、同じように障がいを抱える同年代の友人が極端に少ないため、人との関わり、集団の中での振る舞いなど、社会的活動の経験が不足している児童が多いのです。ブラインドサッカーに携わるものが障がいの有無にかかわらず、生きがいを持って生きることに寄与することをミッションとして掲げる幣協会では、視覚障がい児童の運動機会増加、運動能力の向上を図り、また、同世代で同じ障がいを持つ友人と出会える機会を提供するためにアカデミー事業を展開していますが、視覚障がい児童の体力測定の測定方法は、運動機能や視覚機能が失われているため同様の運動をできないことから、文部科学省の定める測定方法では、適切な測定ができないのが現状です。
今回のプロジェクトは、視覚障がい児童の運動能力、社会性等のライフスキルを評価するためのアセスメント指標を学術的に策定し、視覚障がい児童の運動能力の評価測定適応手法及び社会的ライフスキルの測定手法を確立するものです。適切に視覚障がい児童の運動能力測定を実施できるようになることは、弊会の事業評価にとどまらず、視覚特別支援学校等におけるプログラム、カリキュラムの評価にもつながり、視覚障がい児童の運動機会強化の総合的な支援につながります。

難病の子どもと看病する家族が安全・安心に滞在できる環境を提供

患者家族滞在施設(ファミリーハウス)ハウスクリーニングガイドライン策定事業

認定特定非営利活動法人 ファミリーハウス

3年計画でガイドラインを作成
がんや心臓病など小児の難病(小児慢性特定疾患)治療によって、遠方から訪れた子どもと看病する家族が安心して診療に専念できるように、経済的負担の少ない滞在施設「ファミリーハウス」を提供しています。免疫力が大幅に低下し、感染症などに最大限の注意を必要とする小児患者が安全・安心に宿泊できるよう、年1回専門業者によるハウスクリーニングを実施。エアコンや水まわりの清掃、施設内の除菌、災害用の備蓄を行い、その結果をまとめ、改善を加えて3年計画でガイドラインを作成します。1年目は現在のクリーニング状況を専門業者による点検・コツを洗い出し、ハウスの形態にそった掃除マニュアルを作成しました。プロジェクト2年目となる2016年は医療関係者あるいは保健衛生の専門家等によるハウスのあるべき衛生状態を検証し個別箇所(エアコン、換気扇などなど)毎の必要実施回数等の作成を行い、プランに沿ったクリーニングを実施します。

セーフティネットとしての子ども食堂を関西に

フードバンク事業と子ども食堂との連携モデル構築

認定特定非営利活動法人 フードバンク関西

セーフネットとしての子ども食堂を
関西に
子どもの貧困が問題視される中セーフネットとしての子ども食堂の実践例が少ない関西地域に於いて、「子ども食堂」を運営する非営利団体とフードバンク事業を行う団体との協働により持続可能な運営モデルの構築を行い、関西地域での子ども食堂の定着と全国へのモデル展開を図ります。プロジェクトの1年目で地域のニーズ調査をしつつ連携を開始し、2年目、3年目と連携を強め全国にそのノウハウを展開するとともに、年間500万〜800万トンと言われる食品ロス(まだ食べられるのに廃棄されている食品)のフードバンクへの提供促進、特に企業からの提供を企業の社会貢献につながる啓発を目指します。

2015年度 助成プロジェクトのご紹介

子どもたちの放課後を通じて健康でこころ豊かな育成を支援する活動

学童保育施設への大学生ボランティア派遣プロジェクト

特定非営利活動法人 鎌倉てらこや

てらこやの原点、学生と子どもたちの
お寺での合宿
地域の伝統文化や自然環境、人材を活かして家庭・学校・地域をつなぐ“学び”と“遊び”の交流の場を創り出し、日本の将来を担う子どもと若者を育成する環境の整備に取り組んでいます。健全な子どもたちの育成のために子どもたちや保護者と日常的な関わりを持つ活動の必要性を確認し、2010年より学童保育施設に鎌倉てらこやの活動に参加する大学生ボランティアを派遣するプロジェクトをスタート。2016年1月現在、鎌倉市内全16箇所の学童保育施設のうち6箇所で週1回程度派遣を実施しています。学童保育の充実が求められている中、この活動を日本全国にむけて発信し、学童保育施設に通う子どもたちのこころの安定とからだの健康を支援する環境の整備をめざします。

貧困状態の子どもに教育機会を提供する目的で教員支援ツールの開発を推進

教員支援ルーブリック開発プロジェクト

認定特定非営利活動法人 Teach For Japan

教員支援ルーブリック 研修風景
日本では6人に1人の子どもが貧困状態にあり、この貧困が生み出す教育格差が社会経済格差につながる“貧困の連鎖”をもたらしています。本来、公的教育がそのサポートを担う立場であるものの、教員の養成やサポートの仕組みがないなど対応できていないのが現状です。そこで、貧困など厳しい環境にある子どもと向き合うために教員の能力を効果的に定義・体系化し、客観的・一貫性のある評価基準と教員の資質能力向上のフレームワーク「教員支援ルーブリック」の開発を推進。これを活用し教員/指導/教室/教育の質を向上させることで、子どもたちの学力や学習意欲を高めていきます。開発期間は3年を想定し、開発されたルーブリックは必要とする全国の教育現場へ提供していく予定です。
※厚生労働省「平成25年国民生活基礎調査の概況」による

難病の子どもと看病する家族が安全・安心に滞在できる環境を提供

患者家族滞在施設(ファミリーハウス)ハウスクリーニングガイドライン策定事業

認定特定非営利活動法人 ファミリーハウス

専門家によるハウスクリーニングの実施
がんや心臓病など小児の難病(小児慢性特定疾患)治療によって、遠方から訪れた子どもと看病する家族が安心して診療に専念できるように、経済的負担の少ない滞在施設「ファミリーハウス」を提供しています。免疫力が大幅に低下し、感染症などに最大限の注意を必要とする小児患者が安全・安心に宿泊できるよう、年1回専門業者によるハウスクリーニングを実施。エアコンや水まわりの清掃、施設内の除菌、災害用の備蓄を行い、その結果をまとめ、改善を加えて3年計画でガイドラインを作成します。
完成したガイドラインは、全国約125の施設にも共有する予定。それにより、滞在する小児慢性特定疾患者とその家族がより安全・安心に過ごせる環境の提供をめざします。

2014年度 助成プロジェクトのご紹介

家庭内での乳幼児の事故予防啓発事業

幼い命を不慮の事故から守る保育士を通じた啓発活動

社会福祉法人日本保育協会

厚生労働省の調査によれば、毎年、1歳以上の子どもの死亡原因の上位に「不慮の事故」が入っています。そして、その多くが家庭内で起きたものであり、周囲の大人が注意を向けることで防ぐことができたといわれています。こうした家庭内における乳幼児の事故を防止していくため、事故予防の正しい知識や子どもの成長に合わせた留意点などを掲載した保護者向け資料「子育て安心カード」を作成し、その内容を把握した保育士を介して配布する事業を支援しています。これまでに賛同した全国44箇所の保育園で保護者への指導と配布が行われました。

ネクスト・ティーチャー・プログラム

日本の教育現場の課題を解決するリーダーシップを備えた教師を育成

特定非営利活動法人Teach For Japan

現在、日本の学校現場は多くの課題を抱えており、貧困や教育格差の問題も極めて深刻な状況になっています。日本はOECD加盟国の中でも、“子どもの相対的貧困率”※が高い国のひとつであると指摘されています。
これらの複雑で大きな課題を解決するリーダーシップを備えた教師を育成・輩出し、子どもたちが新しい時代を切り拓くためのチカラを養うことができるよう支援するのが、このプログラムです。
奈良県教育委員会と協働し、社会人としての経験があり、教師としてのポテンシャルが高く熱意のある支援員を派遣しています。問題を抱える学校現場の子どもたちと真摯に向き合い、子どもの学力・学ぶ姿勢の向上、また学校とともに教員採用・新人教員育成などのノウハウの構築をめざしています。
  • ※相対的貧困率: 年収が全国民が得る年収の中央値の半分未満の国民の割合で、国民の所得格差を表す指標。

支援員は「フェロー」として、学校に赴任する前に3週間の合宿型の研修を行っています。

非営利団体(NPO等)への助成プログラム

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