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その他の支援

誰もが生きやすい世の中をつくるために。

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誰もが幸せを感じ、充実した健康的な生活を送るためには、
からだの健康と同じようにこころの健康も大切です。
いまの日本は、世界で最も高齢化が進んでいる国のひとつであるとともに、
核家族化やコミュニティでのつながりの希薄さが問題になっています。
こうした生活の中では、仕事や人間関係の悩み、ストレスなどから
気持ちが弱くなり、自信を失ったり、加えて貧困や病気など
さまざまな困難に直面している人が少なくありません。
私たちはお互いに支え合うことができる社会をめざす活動を支援しています。

2016年度 助成プロジェクトのご紹介


  • 貧困問題への正しい理解を広めるための人材を

    貧困問題への理解促進プロジェクト

    認定NPO法人 自立生活サポートセンター・もやい

    貧困問題が社会の大きな課題になる背景として、生活困窮者が抱える問題の複雑化、支援団体の担い手不足や、財源となるべき寄付金額の低迷などが挙げられます。生活保護バッシングに見られるような世間の誤解や偏見も、貧困問題の解決をさらに遠いものにしています。そこで貧困問題への理解を深め、それを広く伝えられる人材を育てることを目的に2014年に『貧困問題レクチャーマニュアル』を作成、都内3カ所で貧困問題とレクチャーマニュアルの活用方法を解説する講座を開催し、レクチャーマニュアルの全ページデータをホームページ上に公開。しかし、講座は3回で終了しており、また都内でしか開催ができなかったため、社会的インパクトをもって社会課題を解決するための規模の拡大が課題となっています。
    本プロジェクトでは、貧困問題への正しい理解を広めることを目的に、貧困問題についての研修や授業で講師を務められる人材を育成するための講座、実際の研修や授業の進め方を想定して作成した『貧困問題レクチャーマニュアル』を使いながらの弊団体スタッフが講義のノウハウを伝える講座を2か月に1地域のペースで、3年をかけ全国18か所で講座を開催します。ノウハウの教育と人材の育成とを全国的に行うことによって、貧困問題に対応できる人材を増やし、自治体や団体の活動の質と量の向上を目指します。


  • 多世代がつながるコミュニティづくり

    食事サービス団体による「共食・多世代共生の通いの場」推進プロジェクト

    一般社団法人 全国老人給食協力会

    在宅高齢者への食支援活動を行うNPOを支援し、コミュニティの共生を目指しています。本プロジェクトでは、子どもから高齢者までの多世代の新たな「共食・共生のつながりの場」づくりの推進のために、食事サービス団体が提供しうるノウハウと、高齢者や子育て中の親子を対象とするコミュニティカフェ、子ども食堂などの支援内容についての調査を行い、そのノウハウを全国の関係団体に提供することで、これまでの高齢者から子どもなどを含めた多世代へ受益者を広げていきます。

2014年度 助成プロジェクトのご紹介


  • 精神疾患患者の家族による家族学習会

    患者家族の知識と体験を他の患者家族に伝えるピアサポート

    特定非営利活動法人地域精神保健福祉機構・コンボ

    コンボでは、精神疾患を持つ人たちが主体的に生きていくためのさまざまな活動を行っています。
    統合失調症などの精神疾患の患者を抱える家族には、患者を抱える家族自身がその知識と体験を伝えるピアサポートが効果的といわれています。この世界的にも実績を上げている家族による学習会の普及や家族同士の交流を通じて、疾患や治療、対処法などの知識はもちろん、社会的孤立や差別偏見からの解放を支援しています。


  • 高齢者への食支援活動をネットワーク化

    いつまでも住み慣れた場所で暮らし続けられるコミュニティを

    一般社団法人全国老人給食協力会

    核家族化などの影響により、一人暮らしの高齢者がますます増える傾向にあります。全国各地には、このような地域の高齢者の食生活を支援している団体が数多く存在します。
    こうした支援を行っている全国の団体に対して、国の政策情報や団体の事例紹介、ネットワーク支援のためのセミナー開催などを通じて、誰もが高齢になっても住み慣れた場所で暮らし続けることのできるコミュニティの拡充をお手伝いしています。


  • 自殺防止ホットラインの充実

    つらさや苦しみを抱えた人たちがいつでも安心して訴えられる命の窓口

    特定非営利活動法人国際ビフレンダーズ 東京自殺防止センター

    自殺したいほどのつらさや苦しみを抱えている人たちが、いつでも安心して訴えられるよう、彼らの心の叫びを聴き、受け止める自殺防止ホットラインの充実を図っています。
    また、そうした人々の気持ちに寄り添うボランティア相談員拡充のための新規募集や、既存相談員のスキルおよびモチベーションの向上を目的とした研修を行い、自殺防止への取り組みを広げる活動を展開しています。


  • 全国老人給食協力会様 より

    一人ひとりの顔が見える協働による支援のありがたさ。

    ジョンソン・エンド・ジョンソンの社会貢献は、さまざまな部署からJJCCに参加している社員の皆さんと、我々の協働によって行われるのが最大の特徴だと思います。課題意識を共有して効果のある方法を一緒に考え、実際にからだを動かして参加する、一人ひとりの顔が見えるご支援のありがたさは他にはないものです。
    ボランティアプログラムでは、たくさんの社員の方に地域の食事サービスの活動に参加していただきました。そして、そうした機会にお会いする社員の皆さんが、企業人の枠を超えてさまざまな社会課題に積極的に関わっていることに敬服しています。私たちのような団体の活動がもっと社会に開かれたものになるよう、企業の社会貢献活動のリーダーとしての今後の活動に期待しています。

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  • JCI支援担当者 より

    食事サービス活動を通しての学びが、貴重な知識・体験になる。

    ジョンソン・エンド・ジョンソンでは、食事サービスの広報普及事業に対してサポートをさせていただいています。その一環として、本社カフェテリアにて全国食事サービス活動セミナーを開催しました。
    私自身は2013年からということもあり、まだまだ活動への理解が足りていません。皆さんとお話をする中で、いろいろと勉強をさせていただいています。特に、今年7月末の全国食事サービス活動セミナーでは、農林水産省や厚労省老健局の方からの介護食品や地域包括ケアシステムの動向についての説明、各団体の活動、またコミュニティオルガナイジングの手法の説明など盛りだくさんの内容でさまざまなことを学びました。
    いまの私にとって、この活動を通しての学びは、非常に貴重な知識・体験になっています。

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